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へびいちご

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2008.09.18 Thu 「 誰が正しいかなんてキャラ関連
正義ってなんでしょうね。

正義と一口に言っても、その意味は口にする人によって意味が変わってきます。



自分自身の思う正義は正しいものとは限りませんし、だからって相手の正義が正しいとも限りません。





『ジパング』を読んで思ったんです。何が正しくて悪いかなんて、本当は分からないんだって。

だって正義の基準は人それぞれだから。



人を救えば正義?

みんなが賛同するようなことなら正義?

魔王を倒す勇者は必ずしも正義?

ジャイアンに虐めらたから、ドラえもんに縋るのび太は正義なのか?







自身がいままで思い描いて来た『正義』が揺れました。

その正義を正義と思うが故に、誰かが道を踏み外したと思う時は叱咤をして来たのですから。



でもそれは本当に正解なの?

何が正しくて何が違うの?

一体それは誰が作って、誰が教えてくれるの?

どうしてそれが『正義』と言えるの?





足場が揺れて、不安定な床に立っている気分になりました。





人は誰しも『正義』を口にする。

『平和』を求めて戦争をする。

『殺されない』為に殺しあう。

『生きる』為に相手から命を奪う。



生き続ける限りその手は誰かの血で染まっていくのに、正義なんて笑わせる…。





金の瞳の少女は何を『正義』とするのか。

何が正義なのか。



独りよがりのエゴとでも思えば、楽な気もするのに…。









大切な人には限りなく優しく。

そうでない人には、限りなく残酷に。



そうしないと大切な人は護れない。

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2007.12.15 Sat 「 (no subject)キャラ関連









「さむっ!」





忍足はマフラーに口まで顔を突っ込みながら嘆いた。

暖かい暖房の効いた校舎から出れば、冷たい風に身を切られるようだ。





「うるせぇ。冬何だから当たり前だろ」





トロリとした闇の中、昇降口近くのぼんやりとした明かりに照らされる端正な横顔を眺めながら、跡部は毒づく。

12月も半ばに差し掛かる今、何を今更。





「せやかて寒いんやもん。跡部は寒くないん?」





ハァ、と白く息を吐き出す。

長く残る綿菓子状のそれが、今夜は一段と冷えている事を示していた。





「寒いに決まってる。けど口にしたって何にも変わンねぇだろ」





更に寒さが倍増しそうだしな。それに雪が降っていないだけ、まだマシだろうが。

そう言いながら、慣れた足取りで跡部は早足に夜道を歩く。





「ゆうた方がなんぼかマシになると思うで」





ゆぅてみぃ。

まるで子どもに諭す親のような口調で、言う忍足。

長めの髪でも逃れ切れない冷たい風に曝された頬が、紅くなり、痛いと主張している。

口調とは反対に、その様子は子どもみたいだ。



跡部だって最初は言っていたのだ。

一人で帰っている時でさえも、思わず口をつくほど凍えていた。

聞いているのが物言わぬ闇や、雪だけだとしても。

けれど、何も返ってこない思いを零すのは、いつの間にか止めてしまった。

自分でも気付かない内に。

きっと一人暮らしが長くなると、「ただいま」を言わなくなるのと同じ原理だろうと思う。





「跡部、」





促す声。

今まで跡部と闇と雪の空間だった場所に、異質なモノが入っている。

足元を冬の風が駆けていく。

塀を越えて、頭上まで枝を延ばす木も寒さに悲鳴をあげていた。

マフラーに顔を埋める。





「…寒ィ」





消え入りそうな、声で。零す。

しかし対象を持った跡部の声は、本人が戸惑う程確かに響いた。





「ほんまやね」





そして返ってくる余りにもありきたりの言葉に、何だか笑いを堪え切れなかった。

ばーか、と、意味もなく忍足を詰った。















【了】



























----+







ほとんどの教室が闇に溶ける中、一つだけ煌々と明るく照っている箇所があった。

その教室--生徒会室の窓からは、右に左にと、影が世話しなく動いているのが見えた。

生徒が残っているのだ。



物音一つしないその教室では、男子生徒が机上に積まれた大量の書類に眼を通し、判を押したり、記載ミスがないかをチェックしたりしていた。

生徒は、一人だった。





「ふぅ、」





パソコンにバックアップの総てを終えた後、生徒はかけていたメタルフレームの眼鏡を外し、目頭を擦った。

毎日の事とは言え、流石に冬は特に疲れが蓄積する。

彼はそのままもう一度バックアップデータをチェックし、電源を落とした。



微かな音を起てて、真っ暗な画面を曝した。



それを確認してから立ち上がり、帰宅の準備を始める。

筆記用具を鞄に詰め、ボストンバックに、黒革のラケットバックを肩にかける。

コートを羽織り、マフラーを首に巻き付けた。



電気を消して、光の抑えられた廊下に出る。暖房が弱まっていて少し寒い。

生徒はこだまする自身の足音を聞きながら、真っ直ぐに昇降口へと向かった。



寒い。

生徒会室から離れれば離れるほど、空気の冷たさは増した。

何時もの事なのに、何故か今日は足取りが早めになっていた。

寒い。寒い。



けれど決して口にはせず、生徒はただただ早足で闇の中を駆けていた。

はぁ、はぁ。

妙に喉が渇いて、後から闇が迫って来るような気がした。





-…ガタ。





自分の靴箱棚の前に着くと、物音とともに名を呼ばれた。





「跡部」





名を呼んだ彼でしか有り得ないというように、その声はハッキリと名前を呼んだ。

あぁ、なんだ。

生徒はその姿に妙に安心してしまって、余り見せない綺麗な笑顔を見せた。























title:冬のある日

【跡部+会長+=孤独

+忍足=???】
2007.11.06 Tue 「 後書きと言う名の懺悔と解説キャラ関連



すみません。

ホントすみません。

時間かかったわりに、イマイチな出来でマジすみません。



しかも解説しないと、ちょっと意味分かんないんじゃね?みたいな(死

しかもホントは日曜にUP予定だった、みたいな(死





えーと、では改めまして、跡部Birthday作品の解説を致します。

分かりにくくて申し訳ありませんでしたorz←土下座



解説と言うより説明と、ホントはこんな風に書きたかったのよーって言う願いです(ぇー







【解説】



タイトルは「HAPPY BIRTHDAY DEAR KEIGO」となっており、最後の忍足の台詞が作品の題名となっております。



はい、此処からもう既に分かりにくい感じですね。

(*´∀`)うふふふ……|||orz|||ズーン





作品内に書いてありますように、時間は日曜で、日も大分のぼった朝の遅い時間帯の設定です。



金曜の夜から二人で忍足のマンションに居て、毎週二人でゴロゴロしているんです。

その事は両方の親は確認済み。若気のいたりだろぐらいに考えて放っといています。





その為に週末に一緒に居る事は何も言われませんが、普段は親の恥にならないように行動が縛られています。



それは最近の事ではなくて、昔から。それこそ生まれ落ちた時からかもしれません。





何の疑問も無しに轢かれたレールの上を歩いて来て、ふと気付けばがんじがらめで逃れられなくなっていたんです。



それは期待であったり、責任であったりしました。

どんなに大人ぶっていても、どんなに心が大人でも、所詮二人は「中学生」という“子ども”です。





子どもは無力です。

声を上げて泣き、主張を出来る年でもない二人は、ただ過ぎる今を享受するしかありません。

そしてレールから逃げ出す力もないのです。



高校になれば?大学生になれば?

自分の足で逃げ出せるようになった時では駄目なのか。

けれど二人は思うんです。

自分達はその時まで心が繋がっているだろうか、と。





女性なら何の問題もないのかもしれない。

けれど自分達は同性で、そして期待された子どもだ。



果たしてその時まで、お互いを繋ぎとめていられるだろうか?と。

親の言う通り、若気のいたりだとしたら?(今こんなに夢中になっていたとしても)





そう思うと、もう二人の未来に光りは注さないんです。

先が見えないんです。



でも、好きで好きで。

一緒に居たくて。

いつか離れ離れになるだろう未来なんて見ていられなくて。





本当は嬉しい事なのに、年を重ねるのは喜こばしいのに、なんだか素直に喜べない。



そんな、誕生日。





―…‥と言うのを書きたかったのです。

めちゃ短い、しかも最後は語りみたいだったあれで果たして伝わったでしょうか?(伝わるかよ



誕生日という事で最初に思い付いたのが、「無力な子ども」と言う事でした。

薄羽蜉蝣なんてドロドロ書いてますが、彼等はまだ中学生。ほんの子どもなんです。





ふとそう思った時に、二人はどういう道を歩くだろう?と思ったら、BATENDになってしまったんです(笑



現実的だなーって思いました(笑





日曜の朝という魔法のような力を持った時間を使って、非現実的な空間に現実を産んだつもりです。



現実なのか非現実なのか、境界の境目感を楽しんで頂けたらな、と思います。





以上です。

力量不足で解説を付け加えるような形になって申し訳ありませんでした。



跡部はぴば小説、少し楽しんで頂けたなら幸せですv

2007.10.29 Mon 「 逃げようかキャラ関連



逃げようか、この世界から



逃げようか、この囲いから



逃げてしまおうか、生から











----------+













「跡部」





甘い蜂蜜色の髪をすくと、跡部は擽ったそうに身をよじった。





「んだよ、忍足」





未だに呼んでくれない下の名は、恥ずかしさの表れだと知っていてますます嬉しい。

忍足は甘さを含む声に包まれるように身を擦り寄せる。

するりと、白い腕の中に頭を潜り込ませた。





「何?」





後頭部に回した腕を頭に絡ませながら、跡部は甘く疑問を零す。

ハァ、と篭った吐息を吐いて、忍足が縋り付くように身体を寄せてくる。





「逃げられたら、ええのに」





自分達を囲んでいるこの世界から。





「……無理だろ」





大企業の社長である父を持つ跡部。

大病院の院長である父を持つ忍足。

二人は跡を継ぐ為の道を歩かされて来た。

強大な父の力には、逆らう術など皆無だった。





「けど、俺も逃げたい」





叶わないから願いを零す。

出来ないから願いを口にする。

白いベットの上、こんな風に戯れられるのも今のうちだろう。

言われる間々大学へ進み、そして婚約者と結婚、跡を継ぐ準備。

逆らえない。どんなに叫んでも、自分たちは所詮無力な子どもだから。





「跡部」





背中に腕を回し、抱きしめる。

柑橘系の乾いたような香りが、鼻孔を掠めた。

今日は最後の休日で、また明日からはレールの上。

それでも、それでも。





「命だって惜しくないのに」





君が好きだから、君といたいと思うから。君が笑ってくれるから。

またレールの上、踏み締めて歩くよ。

君といるために。





「HAPPY BIRTHDAY DEAR KEIGO」





僕等はまた一つ、別れへの一歩を踏み出した。
2007.10.17 Wed 「 忍足の誕生日を受け流すキャラ関連
過ぎ去った10月15日。
それは忍足の誕生日でした(爆

右から左へ受け流す感じになってますが、跡部はぴば企画と被せて、個別には祝いません(どーん


因みに宣言してる跡部短編ですが、ほとんど無計画です。

はい、今の時点で(*´∀`)アハ


………


ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )


BLにしようか、夢にしようか迷ってます。
夢だと名前が出ないので、BLのがイイのかなーとか思っている次第です、はい。

因みに書いたのはNovelにはUPしませんので、見られるのは此処だけというなんともちっさい企画です(笑


就活はエントリーが大体済んで、今は嬉し恥ずかし自己分析中です。

友達から自分の長所や短所を聞くのは、穴に入りたいくらい恥ずかしいです(微妙に使い方違い


今月のアンケの投票が多くてビックリです。
来月は砂上の城かな?(笑

更新、薄羽蜉蝣は完全オリジナルな為に、一位になってもまるマよりUPが遅くて、申し訳ないです…。
量とかも違いますし…orz


皆さまに楽しんで頂けるよう、就活片手に頑張ります!!
2007.10.05 Fri 「 HAPPY BIRTHDAY KEIGOキャラ関連
昨日は跡部の誕生日でした。

はい、昨日です。



昨日は一コマからの疲れか、夕飯食べた後に爆睡して起きたの今日の6時です(・∀・)ハハハ

昨日の夜のメルマガで知りました(うわー





なんの企画も考えて無いんですが、就活に追われている今の状況ではムリです。



なので、短編中の短編をUPしたいと思います。日記で。





これから考えるとか阿呆かって感じなんですが、短編なら平気だと思います。



週末は土日にボランティアが入っているのでムリですが、そんな感じにしたいと思います。





















































跡部、誕生日おめでとう。

貴方は私のきっかけでした。



この世界に入ったのも、私が書く事を始めたのも、貴方が居たからです。



どんどんテニプリをする人が少なくなってるけど、貴方だけは置いていけない。

貴方は私の、最初で最後くらいに、ハマってしまった人だから。



貴方が描かれなくなっても、例え誰も求める人が居なくなっても、きっと私は書き続けるでしょう。

根っこが、貴方で出来ているから。



誕生日、おめでとう。

2007.06.06 Wed 「 バカップルバトン★2キャラ関連


※BLですので注意


今回はまたまた当HPの王道カップル、レノさんとクラウドさんです(ワーパチパチ…!!)


【バカップルバトン★2】


1.貴方達はいつから付き合ってますか?

クラウド(以下ク):付き合ってない

レノ(以下レ):それはないだろ、と。まぁ、言葉に出して示した事はないな

ク:コイツが付き合ってるのは胸の開いた服を着た女だ

レ:……こないだの女のことか、と。

ク:あぁ、付き合ってるんだろう?(ベタベタとくっついて歩いてたしな)

レ:……もしかしてヤキモチか、と?(ニヤニヤ)

ク:Σ!!(ムカッ)……帰る

レ:まてまて、まだ始まったばっかりだぞ、と;


2.ラブラブイチャイチャしてる?

ク:しない(ムスッ)

レ:媚薬でも飲ませないとクラウドからはないぞ、と

ク:Σ(ビクッ!!)

レ:あの時は幸せだったぞ、とvv

ク:(ピキッ)

レ:自分から俺を求めてグッ…!!(腹を蹴られた)

ク:次の質問は?


3.相手がする一番好きな仕種は?

レ:×××の時の、眉をしかめて伏し目がちになった切ない表情とか、素直に笑った後に無言で照れてるとこだな、と

ク:……(最悪、と言う顔)

レ:クラウドは?

ク:ない

レ:なんかあるだろ、と

ク: な い

レ:………

ク:………

レ:………(凹)

ク:……;

レ:………(ジメジメ…)

ク:……髪をかきあげる時とか、寝てる時に擦り寄って来る事

レ:!!!(パァアァアァァ…!)

ク:………(恥)


4.貴方は相手が浮気したらどうする?

ク:殺したい、けど、…殺せない

レ:俺はクラウドに殺されるなら本物だけどな、と

ク:嘘つけ

レ:何度も嘘を付いて来たが、これは嘘じゃないぞ、と

ク:………


5.最後に貴方達はこれからもラブラブイチャイチャする事を誓いますか?

レ:ハーイ、と

ク:ムリだ

レ:そんな断定するな、と。今はなくても、未来にあるかもしれないぞ、と

ク: ム リ だ

レ:……取り敢えず誓っとくぞ、と





----------





うわ、不毛;
ウチのクラウドさんとレノさんも、基本暗いんですね…|||orz|||
4の質問なんかウチのレノとしては最大のタブーな質問ですよね。禁句です。

一般的に浮気、と称されるものを常日頃しているためにレノは、本命のクラウドには気持ちが全然伝わっていません。
信用もされていません。

でも、レノにも伝わってないんです。
クラウドの気持ちが。

レノはクラウドの気持ちを試しています。
そしてクラウドはそれに傷付いています。

クラウドみたいなタイプには難しいですよね、こういう事を求めるのは。
でも、求めずにはいられないんです。
愛しいから、、、

その結果、二人ともお互いに気持ちを持ちながらも、二人は常に渇いています。

私が考える二人はそんな二人です。
そんな二人を、どうぞこれからも見守ってて下さい。
次回はテニプリの手塚と跡部の予定です。
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